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Super Taikyu

GTNET GT3 GT-R、逆転で3連勝! 連覇に王手をかける

2019/07/27

ピレリスーパー耐久シリーズ2019第4戦は、7月20〜21日にオートポリス(大分県)において5時間レースとして開催。#1 GTNET GT3 GT-Rは、フロントローからスタートしてトップ争いを展開し、終盤のピットワークをミスなく決め逆転優勝。シリーズ3連勝を遂げ、2連覇に王手を掛けた。

 

SUGO、富士24時間と連勝しポイントリーダーに駆け上がったディフェンディングチャンピオンは、60kgのハンディウェイトを搭載してオートポリス入りした。オートポリスは阿蘇外輪山に位置する高地のサーキットで天候の変化が大きい。また富士同様最終区間にテクニカルな上りセクションを持っており、重い車両は荷重移動も大きく思うように坂を登らず、またブレーキ等でのタイヤの磨耗も多くなることから、今回は苦戦が予想された。

今回の決勝出走台数は計8クラスで計52台。ST-Xは当初予定されていた2台のGT-Rがエントリーを取り消し、参加台数が6台(GT-Rが2台、レクサスRC F、アストンマーティン・バンテージ、メルセデスAMG、アウディR8が各1台)に減ったことで、上位入賞のチャンスが増えた。そのためにはどのような天候や路面コンディションでも確実にコースに残り、5時間レースを最後まで走りきる必要がある。

 

◆公式予選

夏休みに入ってすぐの週末ということもあり、例年であれば梅雨も明け真夏の天候となるはずのオートポリス。しかし今年は梅雨明けが遅く、さらに台風5号の影響もあり天候がめまぐるしく変わった。20日の公式予選はA、Bドライバーのベストタイム合算でグリッドが決まる。気温23℃と涼しい曇天でAドライバーの浜野がコースインし、1分50秒783でトップにつけた。Bドライバー予選の直前からポツポツと雨が落ちてきたが、星野はドライタイヤでコースイン。しかしいきなり雨量が増して路面は瞬く間にウェットコンディションに。星野はたまらずピットインしてレインタイヤに履き替えるがタイムアップならず3位。しかし両ドライバーのタイム合算で2位となり、フロントローを確保することができた。Cドライバー予選では藤波がコースへ出て、ウェット路面でのセッティングを確認したが、予選後のミーティングの結果、セッティングを見直すこととした。

◆決勝レース

明けた21日は朝から雨。雨のウォームアップ走行では、短い時間ながら浜野と星野が前夜遅くまでかけて変更したセッティングの確認を行った。タイムは3位だった。朝の雨は午前中に上がり、11時前から各車が次々にコースイン。そして11時34分に5時間の決勝レースがスタートした。ステアリングを託された藤波は1コーナーまでにトップを奪いそのまま隊列の先頭に。今回の最終的なエントリー台数は52台だったが、スタートしたのは49台だった。

 

藤波は予選4位スタートのアストンマーティンから追撃を受けていたが、やがて乾き始めた路面とレインタイヤのマッチングに苦しみ順位を6位まで落とすこととなった。藤波は13周でピットインしてタイヤ交換、給油。そして星野に交代。19周目にはトップを奪回した。このころ弱い雨となったがコースを完全に濡らすまでにはいたらず、やがてコースは乾いていった。しかし60kgのウェイトが効き、星野は26周目には無理をせずアストンマーティンにトップを譲っての走行となった。スタートから1時間後にこの日2回目のFCY(フルコースイエロー)となり、このタイミングでトップのアストンマーティンと星野はピットインして給油のみでコースに戻った。

 

星野は58周でピットインして浜野に交代。浜野はピットインのタイミングもあるが5位でコースへ戻り66周で2位まで順位を上げた。86周目には軽量なメルセデスとの無用なバトルを避け、これを先行させて3位でペースを守った。98周で浜野が最後のピットインをして藤波に交代。藤波は4位でコースに戻った。藤波は105周目にレクサスRC Fを抜き去り、雨が再びポツポツと落ちてきた110周でメルセデスがピットインするとアストンマーティンと8.4秒差の2位へ浮上した。

 

115周で2台の差は6.1秒差まで縮まったが、雨は強くなってきた。116周、トップ2台が続いてピットイン。ここでレインタイヤへの交換作業が始まった。GTNET MOTOR SPORTSのメカニックたちはミスなく藤波を送り出した。そしてアストンマーティンの作業が手間取る脇を通過して先にコースへ。これでトップに躍り出た。残りは約1時間で2台の差は9.5秒。トップを守れるか?

 

直後に水に乗ってクラッシュした車両がありこの日4回目のFCYに。そして121周目からはセーフティカーが導入された。しばらくセーフティカーランが続いたが、天候の回復が見込まれないことでレースは127周完了時点で打ち切り終了。GTNET GT3 GT-Rは第2戦SUGO、第3戦富士24時間に続く3連勝。これで連覇に王手を掛けた。次戦もてぎでは90kgのウェイトを搭載することになるが、5位以内でゴールすれば連覇が確定となる。

 

 

◆浜野彰彦

「「ミラクルです。3連勝ですから素直にうれしいです。今回は60kgのウェイトを積んでいたこともあり速さはありませんでしたので、余計にうれしいです。チームのみんなは淡々と自分たちの仕事を全うしたし、最後はピット勝負。メカニックの仕事で逆転できました。それも含めてチームがひとつになったということで、ウチのチームらしさが出たと思います。次のレースもさらに重くなって速く走れませんが、そこで決めたいと思っています。頑張ります!」

 

◆星野一樹

「最後はタイヤ交換の勝負になりました。予選までずっとセットアップがうまくいかず、無理を言って予選後にセッティングを変更してもらい、メカニックには夜中まで作業をしてもらいましたので、なんとかそれに報いたかったです。本当に助けられました。チームはメカニックを含めみんなが成長して、毎戦毎戦強くなっています。次は90kgというウェイトですが、そのウェイトと付き合ってミスなくやれば結果はついてくると思います」

 

◆藤波清斗

「まさか勝てるとは思いませんでした。まともなドライ路面でのレースだったら優勝は無理だったと思います。難しい天候で終盤のスリックタイヤでの雨はしびれましたが、しっかり走ることができました。天気が荒れたから勝てたのだと思いますが、これもチームの総合力だと思います。特にメカさんには本当に助けられましたしありがたいです。残り2レースですが、次もしっかりとしたレースをやっていきたいです」

 

GTNET MOTOR SPORTS is highly actively in motorsports. For 2018, we are competing in the Super Taikyu series with a full team and also provide race mechanic support to teams in the Super GT series.

GTNET MOTOR SPORTSは、モータースポーツに積極的に取り組み、2018年はスーパー耐久ではチームとして参戦をし、SUPER GTは、メカニックがチームの応援をしています。

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