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SUPER GT

2018 SUPER GT第5戦 富士 「入賞圏内を走行するも19位でチェッカー」


2018/08/20

2018 SUPER GTシリーズ第5戦は、8月4〜5日に富士スピードウェイ(静岡県)においてシリーズ最長となる500マイル(約800km)レースとして開催。GT300クラス予選12位からスタートした#5 マッハ車検 MC86 Y’s distraction(坂口夏月/平木湧也/藤波清斗)は、7位前後を走行するシーンも多く、今季初のポイント獲得が期待されたが、終盤にピットインする回数が増え結果的には19位でゴールすることとなった。

 チームは第4戦タイラウンドをスキップし、このレースのためにさまざまな準備をして備えた。また長丁場のレースのために、昨年までこのチームで86をドライブした藤波を第3ドライバーとして迎え、もしもの際にも万全を期した。

◆公式予選

GT300クラスの公式予選Q1は平木が担当してコースインした。平木は最後の最後に1分38秒320のタイムで7位につけたが、直後に1台にタイムを上回られ8位でQ1を突破。トップからわずか1秒の間に19台の車両がひしめき合うというワンミスも許されないような激しいQ1だった。

 15時20分からのQ2。坂口はセッション中盤に自己ベストの1分38秒886で3位につけたが、終盤にこれを上回る車両があり12位でグリッドが確定した。公式予選ではABSが利いたり利かなかったりするトラブルが発生。決勝レースまでに回復できるか、メカニックはもちろんのことスタッフ全員は予選後にトラブルの箇所や車両のチェックに取り組んだ。

 

 

◆決勝レース

決勝日も朝から暑い真夏の天候となった。ステアリングを握ったのは平木。前日からのABSトラブルは解消しなかったものの、今季より使用しているアドヴィックスのブレーキシステムとのマッチングも向上し性能を発揮しており、大きな心配はなさそうだ。

 平木は序盤の長い隊列から徐々に抜け出し、17周目には8位まで順位を上げる走りを見せた。しかし平木のクールスーツは正常に作動せず、軽い熱中症にかかってしまうこととなった。最初のスティントはタイヤの磨耗も考慮し早めの25周でピットイン。ここでタイヤ交換を済ませ坂口がコースへ戻った。22位まで大きく順位を落とした坂口だったが、ニュータイヤと路面のマッチングも良くラップを刻み、他のチームが最初のピットインをすると順位を回復。47周目には7位まで順位を上げることとなった。さらに59周目には6位となり62周で2回目のピットイン。ここで昨年までこの車両をドライブしていた藤波がコクピットへ。タイヤは無交換で給油のみでコースへ戻った。

 藤波は久しぶりのGTのドライブを楽しみながら、タイヤ無交換ながらペースを落とすこともなく淡々と周回を重ね、86周目には7位に復帰。さらには他車両のピットインのタイミングもあり、95周目には5位まで順位を上げて翌周にピットイン。ここで再び平木にステアリングが託された。タイヤは4本とも交換し、17位でコースへ戻った平木はトップ集団とほぼ同じようなラップタイムを刻みながら周回。途中ABSトラブルのためにスピンを喫したが、順位を落とすことなく128周目には8位へ。次のピットインまで残り数周という時点で、タイヤハウス内に溜まっていたタイヤかすがはがれ、タイヤや車体に当たりインナーフェンダーを突き破ったことで、1コーナーとBコーナーで大きな振動が出た。平木は予定より早く132周で緊急ピットイン。これが最後のルーティーンピットインで、タイヤを交換し坂口がコースへ出ていった。

 21位まで順位は落としているが、これも他車両が最後のピットインをすることで、10位以内のゴールは確実かと思われたが、坂口はピックアップ現象を車両のトラブルと判断し緊急ピットイン。これで順位を上げるチャンスを逸してしまった。坂口は再びコースへ戻ったが、Bコーナーで車両が跳ねてしまったことでコースオフ。レース前半のペースの良さに比べ、後半はタイヤかすが増えた路面への対応もありペースを上げることができなかった。そして結果的に順位を上げることはできず、トップから8周遅れの19位でレースを終えた。今後は長

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