2017 Rd.4 オートポリス    2017年7月15日-16日

第3戦鈴鹿での優勝からおよそ1ヶ月強。次なる舞台は九州・オートポリス。レースウィーク前に大雨が九州地方を襲い、サーキット周辺にも影響が出たことから一時は開催が懸念されたが、実際は何ら問題もなく強い陽射しの中で予選が始まった。予選で総合4位を手にしたNo.99 Y’s distraction GTNET GT-Rは、決勝でのポジションアップを狙ったが、トップ争い中の接触が重なりタイヤをバースト。イレギュラーのピットインによってポジションを落とし、4位でチェッカーを受けることとなった。



<予選>

オートポリス戦でNo.99 Y’s distraction GTNET GT-Rが狙うのは、連勝。テストを兼ねてレースウィーク木曜日から現地での走行を開始する。まず、星野一樹選手をメインに据えてセットアップを行ったが、クルマはリアの挙動が不安定であったため、時間をかけて調整を重ねていった。翌日の金曜日のセッションは2回。前日から作業を進めているセットアップの確認、さらには決勝レースに向けてのセットを進める作業に取り掛かった。幸い、前日見られたリアの不安定な動きは改善され、ほぼ解消。さらに細かなセットアップに尽力することになった。一方、予選ポジションを重視した予選のタイムアタックシミュレーションにも取り組み、植松忠雄選手が出走。2回目の走行時間でも同様の作業を続けた。



迎えた予選当日。まず、午前中の走行セッションでも植松選手が引き続きアタックシミュレーションに取り組み、満を持して午後からの予選に挑んだ。Aドライバーとしてコースインした植松選手。3周のアタックで1分50秒386のベストタイムをマークし、4番手となる。気温や路面温度が上がったため、午前に自身がマークしたベストタイムを更新することは叶わなかったが、満足のいくアタックができたと思われる。



続くBドライバーのアタックは星野選手が担当。こちらは1分48秒311のベストタイムをマークしたが、ポジションは4番手。結果、No.99 Y’s distraction GTNET GT-Rはセカンドロー、4番手から決勝を迎えることになった。







<決勝日>

日曜日の午後、グループ2の決勝レースを終えていよいよグループ1の決戦がスタートする。そんな中、ST-Xクラスによるトップ争いはスタート直後から白熱のバトルを繰り広げることとなった。まず、フロントローの2台が早くも接触。だがダメージを追うほどではなく、その2台に予選3番手の車両をパスしたNo.99 Y’s distraction GTNET GT-Rの星野選手が加わり、三つ巴の戦いを開始した。勢いに乗る星野選手は11周目に入ると、8号車のフェラーリをパスして2位へ。まずは幸先の良い3時間レースの幕開けとなる。



一方、トップを走る1号車のGT-Rもウェイトハンディが効いているのか、ペースアップが苦しい模様。ついに29周目には1号車をとらえた星野選手がトップを走り始めた。このあとも星野選手は後続との差を広げるべく力走を続け、5秒ほどのマージンを築いたあと、36周を終えてピットイン。バトンを引き継いだ植松選手も、安定した走りを披露。このルーティンワークでポジションは2番手に変わったが、植松選手は着実に周回を重ね、57周を終えてピットに生還した。



最後のスティントを担当したのは、藤波清斗選手。このとき、トップの8号車も同じタイミングでピットイン。まさにガチバトルの終盤へと突入する。一時は広がっていた2台の差は、藤波選手の激走によって確実に縮まっていく。事実、残り時間が30分に近づく頃、トップとの差が1秒を切り、80周目の1コーナーで勝負に挑んだ。一度は先行に成功したが、直後に2台は接触。8号車の右フロントアンダーパネルがNo.99 Y’s distraction GTNET GT-Rの左リアタイヤにヒットしてしまう。藤波選手はそのままトップをキープして走行を続けたのだが、またも8号車と接触。今度は、No.99 Y’s distraction GTNET GT-Rの右側に8号車の左フロントがヒット。結果、左リアタイヤがバーストし、No.99 Y’s distraction GTNET GT-Rは緊急ピットインを強いられた。



ピットではリアタイヤのみを交換、気を取り直して再びコースでの戦いに挑んだ藤波選手。その後、先の攻防戦に対して8号車にはドライブスルーペナルティが課せられたのだが、すでにその差は大きく開いており、また、8号車だけでなく他車のリードも許してしまった。結果、No.99 Y’s distraction GTNET GT-Rは4位でチェッカー。悔しさが滲む結果をもってオートポリスでの戦いを終えている。続く第5戦は富士スピードウェイでの10時間レース。


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