2017 Rd.1 もてぎ200分耐久レース    2017年4月1日-2日

厳しい条件を耐え、クラス3位発進

日本国内のモータースポーツイベントとして、2017年シーズンの先陣を切って開催されたスーパー耐久シリーズ2017。その開幕戦は、栃木・ツインリンクもてぎにて行われた。今シーズンのGTNETモータースポーツは、体制を一新。Y’s distraction様(ワイズディストラクション)とのタッグを組み、No.99 Y’s distractionGTNET GT-Rとして参戦。200分間の決勝レースで、3位表彰台を獲得している。

 

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<予選日>
2017年の開幕戦もてぎは、これまでの5時間レースから、200分レースに改められ、レース自体も2グループに分けて実施された。その名も「スーパー耐久シリーズ2017 第1戦 もてぎ200×2Races」となり、No.99 Y’sdistraction GTNET GT-R(植松忠雄/星野一樹/
藤波清斗組)が参戦するST-Xクラスは、Gr.1にカテゴライズされ、この他、ST-3、ST-4クラスとともに予選、決勝を繰り広げた。
予選を前に行われた練習走行では、植松忠雄選手が主に走行。なお、ST-Xクラスには7台がエントリー。うち、GT-Rは3台参戦するが、植松選手にとっては初のST-Xクラス出走。さらに短い時間ということもあり、慣熟走行までには至らなかった。さらに、迎えた予選は未明に降った雨の影響を受け、ウェットコンディション。Aドライバーとして朝一番でのタイムアタックを任された植松選手にとっては、アンラッキーなセッションとなる。気温もぐんと下がり、冬のような寒さの中での予選に苦戦、結果、STーX勢6番手にとどまった。続くBドライバー予選には、星野一樹選手が出走。コンディションが回復し、ハーフウェットの中で周回するが、ベストラップを狙った星野選手は、一旦ピットインしてタイミングを見計らい、スリックタイヤでのアタックを決行。これが功を奏し、Bドライバートップタイムを叩き出した。AドライバーとBドライバーの予選タイムを合算し、スタートポジションを決めることから、No.99 Y’s distraction GTNET GT-Rは、総合5位からのスタートを切ることになった。
なお、その後、Cドライバーによる予選が行われ、藤波清斗選手が決勝セットの確認を兼ねて出走。3番手の好タイムをマークし、全セッションを終えている。

 

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<決勝日>
ST-XがカテゴライズされるGr.1は、日曜日に200分間の決勝レースを開催。なお、同日にフリー走行は実施されないため、まさにぶっつけ本番での決戦を迎えることになる。
チームは予選5番手からのレースをどう組み立てるかを考え、植松選手にスタートドライバーを託す決断を下す。ST-XクラスのGT-Rでの決勝は初めてとはいえ、スーパー耐久での豊富な参戦キャリアはもちろんのこと、その実績もチームとして十分理解していることが、抜擢の決め手となった。

 

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スタート直後から、植松選手がドライブするNo.99 Y’s distraction GTNET GT-Rは6位で周回。粘りの走りを見せ、前を行くNo.25 ポルシェに追随、GT-R勢のジェントルマンドライバーとしては2番手のタイムを刻んで順調に周回を重ねていった。レースはその後、No.8 フェラーリが後退、No.99 Y’s distraction GTNET GT-Rが5番手へと浮上。責務を十分に果たした植松選手は、30周を終えて星野選手へとバトンを渡した。
チームでは、予選から好調の星野選手による巻き返しを期待したが、装着したタイヤプレッシャーがコンディションに合わず、思うようにペースアップが果たせないという事態に見舞われる。だが、星野選手は気迫ある走りを続け、No.89 フェラーリ、さらにはNo.25 ポルシェも逆転して3番手まで浮上。前を行く上位2台に迫る走りを披露した。

 

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2度目のピットインは、67周終了時。ラストスティントを担当した藤波選手は、前を行くNo.1 GT-RとNo. 3 GT-Rの両者と変わらぬタイムで追いかけるが、その差は縮まらず。結果、No.99 Y’s distraction GTNET GT-Rは初戦を3位でフィニッシュすることとなった。
GT-Rが表彰台を独占したST-Xクラス。チームとしては厳しい戦いの末に掴んだ3位ではあるが、シーズン開幕を前に、体制がなかなか決まらず、慌ただしい中でのもてぎ戦を迎えたことを考慮すると、納得のいく結果だと言える。また、Y’s distraction様とのコラボレーションが決まった直後から、限られた時間の中でシミュレータソフトを使ったトレーニングや車載カメラの活用など、あらゆる角度から準備を進めたことが、今回の好成績にも繋がったと受け止めている。
No.99 Y’s distraction GTNET GT-Rは、次戦のSUGOに向け、引き続きしっかりと準備を行い、シリーズチャンピオン争いに絡むことを目標に、さらなる戦いに挑む。

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